11月は「労働時間適正化キャンペーン」が全国で実施されます
2010/10/22
長時間労働による諸問題の解消を図るため、11月に「労働時間適正キャンペーン」が全国で行われます。
11月6日（土）には、全国一斉の電話相談が開始される予定です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000uefi.html
労働基準監督署による指導監督が強化される時期でもあります。
今年の4月より改正労基法が施行され、一定規模以上の企業は月60時間を超える時間外労働の割増率が50％へ引き上げられました。
また、企業規模を問わず、月45時間の限度時間を超える時間外労働を行わせた場合の割増率を25％を超える率にするよう努力義務が課せられています。
過度の長時間労働は、従業員の健康を損ね、過労死や過労自殺に至るリスクが高まります。
特に短期間に月100時間または、中長期（2～6ヶ月）にわたって月80時間を超える時間外労働が発生している事業所は注意が必要です。
改正労働安全衛生法において、時間外労働が月100時間を超える労働者から申出があった場合は医師による面接指導を行うよう事業主に義務付けています。
